エコカラットは微細な孔を持つ”呼吸する内装壁材”です
「エコカラット」は、粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装壁材です。
エコカラットの微細な孔は、湿気を吸ったり吐いたりするのに適した大きさに設計されていて、室内の湿度が高くなるとこの孔が湿気を吸収して湿度を下げ、逆に湿度が低くなると湿気を放出して潤いを与えます。
夏場のジメジメや冬場のカラカラも、この吸放湿機能によって、自然に調節できるわけです。
<その1>
湿気を吸収し、結露を軽減
「エコカラット」は、室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、反対に湿度が低くなると湿気を放出、ジメジメや結露を抑制します。さらに、カラカラを抑えて肌やノドにやさしい室内環境づくりに貢献します。
<その2>
カビ・ダニが好む高湿度を抑制
カビ・ダニが繁殖しやすい環境は、湿度80%以上です。
「エコカラット」は、湿度を抑える機能があるため、高湿度になりにくく、カビやダニの繁殖を抑えることが期待できます。
<その3>
ホルムアルデヒド・トルエンを吸着
建材・家具などから発生し、人体に悪影響を及ぼすホルムアルデヒドやトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)を吸着し低減します。
<その4>
優れた脱臭性能
「エコカラット」は、人が不快と感じるトイレ臭・タバコ臭・ペット臭などのニオイの原因であるアンモニアなどを吸着し、悪臭を軽減します。
エコカラット施工前
「エコカラット」施工前の状態です。壁紙(クロス)の下紙が浮いていたり、壁下地の不陸が大きい場合は下地処理を行ってから貼り始めます。
施工中(接着剤塗布)
「エコカラット」の割付はコンセントやスイッチの位置などにも気を配りながら行います。割付が終わったら、クロスの上から、専用の接着剤(スーパーエコぬーる)をクシ目を付けながら塗布していきます。
施工中(エコカラット貼付け)
糊が乾かないうちに、「エコカラット」を一枚づつ貼っていきます。コンセントの切り抜き部分などは、型取りに時間がかかる為、事前にパーツを作っておいた方がスムーズに進みます。
施工後
「エコカラット」を貼り終わったら、カラットコーク等を使って、細かいすき間処理を行い完成となります。